leftovers...

about grails groovy

Grails 3.0.0.M1 最初のマイルストーンリリース!!!

Grails 3 最初のマイルストーンがリリースされました。待ってました!
今回からgithubでリリース処理なんですね。
https://github.com/grails/grails-core/releases/tag/v3.0.0.M1

リリースの流れが変わってタイミングがね。わかりません。
スナップショットで結構遊びましたが。
ん?もう使いまくれって事?でもSSプラグインをアレしないとな。



まあ、直前にいろいろ話がアレでアレですが。オープンソースなのでね。アレですよ!
応援しています。うちが大企業だったら6人くらい雇いますよ!まだ無理ゴメン!
なんせうちの会社は2006年からGrails使いまくりですから!



Grails 3に伴い一部のプラグインGrails 3に対応しましたよ!
リポジトリはコチラですね。 https://github.com/grails3-plugins
ドキュメント: Cache Fields 他はまだかな?



公式サイトもリニューアルされます。
今回のリニューアルから静的HTMLサイトとなります。
が、 groovyやもろもろ使ってgradleで生成してtravisでビルドと更新を行ってとか。やってるっぽいですね。
リポジトリ: https://github.com/grails/grails-static-website
ベータサイトっぽいやつ: http://grails.github.io/grails-static-website
もちろんドキュメントも。
スナップショットはココ http://grails.github.io/grails-doc/snapshot
某Pivなんとかのクレジットを消してたコミットがアレでしたが。。



一応、今後ドキュメントを大修正大会になると思いますが、
まだ時間が取れないので、コチラに "What's new in Grails 3.0?"を意訳しました。
※意訳が間違ってたら、コッソリ教えてください!


コアフィーチャ
Groovy 2.4
Grails 3.0 は、多くの新機能や機能向上を含むGroovy 2.4をバンドルしています。
Groovy 2.4についての情報はコチラから。

Spring 4.1 と Spring Boot 1.2
Grails 3.0は、多くの新機能や機能向上を含む Spring 4.1 をバンドルしています。さらに、Grails 3.0では Tomcat,Jetty,Undertowコンテナを組み込んだ起動可能Jarを提供しているSpring Boot 上に構築されています。

Gradle ビルドシステム
Grails 3.0から古いGantベースビルドシステムを廃止して、新たにGradleプラグインエコシステムと密接に統合したGradleベースのビルドに変更されました。

アプリケーションプロファイル
Graild 3.0では、新たな profile repository による、アプリケーションプロファイルという概念をサポートします。
プロファイルは、アプリケーション構造、コマンドセット、プラグイン情報などを要約します。
例えば、"web"プロファイルでは、サーブレットコンテナにデプロイ可能なWebアプリケーションを構築可能にします。将来的に様々な環境に対応したプロファイルを提供します。

Traitをベースに再デザインされたAPI
Grails APIのパブリックAPIgrails. パッケージ以下に集約されました。プライベート/インターナルAPIで変更される可能性がある物は、 org.grails. パッケージ以下にあります。
コアAPIは、Groovy Traits をベースとして再構築されました。


開発環境フィーチャ
新たなシェルとコード生成API
Gantからの移行。Grails 3.0では、Gradleと密接に統合された新たなインタラクティブコマンドシェルとGradleと相互動作するスクリプト記述APIでのコード生成機能を提供します。
新たなシェルは、アプリケーションプロファイルのコンセプトと密に統合され、各プロファイルはプロファイル特有コマンドが定義可能です。
Grailsの以前のバージョンと同様に、各プラグインでGradleを実行またコード生成やプロジェクト自動タスクなどの新たなシェルコマンドを定義可能です。

強化されたIDE統合
Gradleでビルド可能なGrails 3.0では、IntelliJコミュニティ版やGGTS Gradleツールサポートを利用することで、Grails専用ツール無しでGrailsプロジェクトをインポート出来ます。
Grails 3.0プラグインは、単純なJARファイルで発行できるので、IDEGrailsに特化した機能が必要無い事になります。

アプリケーションメインクラス
新たなGrails 3.0プロジェクトにはトラディショナルな static void main をもつ Application クラス が有ります。これはGrails 3.0は、IntelliJやGGTSなどのIDEで起動・デバッグを単純にApplicationクラスを実行することでGrailsアプリケーションが実行できる事を意味します。
Grails 3.0 でのテストも、コマンドラインを使用することなく、IDEで直接起動出来ます。(インテグレーション・ファンクショナルテストでもです!)


テストフィーチャ
インテグレーションとGebファンクショナルテスト
Grails 3.0では、 create-functional-test を使用したSpock/Gebファンクショナルテストを組み込んでいます。
ファンクショナルテストはSpring Bootをベースとしたテスト実行の仕組みを使用して、全ファンクショナルテスト実行用にアプリケーションを1回起動します。テストはIDEから実行できてコマンドラインは必要ありません。

Gradleテスト実行
Grails 3.0 からは、Gradleでビルドされるようになった事で、並列実行でのテスト実行定義がが柔軟で簡単になりました。


あとね。youtubeに動画上がってますねー。
https://www.youtube.com/watch?v=aro3_RZqgtU

追記: Grails 3からのプラグインポータルは Bintray ベースで近々公開されるらしいっす!

Grails 3.0.0.M1 の公式リリースノートはこちら。
https://github.com/grails/grails-core/releases/tag/v3.0.0.M1

JIRA https://jira.grails.org/secure/ReleaseNote.jspa?projectId=10020&version=11042
ダウンロード https://github.com/grails/grails-core/releases/tag/v3.0.0.M1
ドキュメント http://grails.github.io/grails-doc/3.0.x/